【輝きを渡そう】
脚本:柿原優子
作画監督:高橋晃
あらすじ:アイカツランキング決勝トーナメントに進むため、いかにポイントの高いイベントをこなすかが重要な時期だったが、ゆめは「みんな輝け!」というコンセプトに惹かれ、ポイントの低いドリームアイドルオーディションに参加することにする。オーディション当日、参加者の緊張をほぐしたり、先輩らしい一面を見せるが、みんなの衣装をお選んであげたりしているうちに、選べるような衣装がなくなってしまっていた。しかし、そのみんなで輝くを体現したその姿を評価され見事オーディションに合格する。
感想
毎回毎回ゆめさんがびっくりするくらい先輩しててお父さんは寂しいです。
AパートのVA勢の会話が少し気になったので。
アリア「私 ゆめちゃんと一緒のオーディションに出ることにしました。」
きらら「メーッ!なんで?わざわざ強いライバルがいるオーディションを選ばなくてもいいのに。」
レイじゃないけど、とても興味深くないですかこの会話。
アイカツだったら、”強いライバルがいるからそのオーディションを避ける”なんて概念存在してなかったですよね。もしいちごちゃんがわざわざセイラちゃんの出るオーディションを受けることにするとしますよ。あおいちゃんなんて言うと思います?絶対「穏やかじゃない!」であって「もっと確実なオーディションに」なんて言わないと思うんですよ。
この部分はアイカツとアイカツスターズの違いをよく表してると私は思います。
アイカツは脳筋で突拍子がなくて現実味がなくて合理性なんて存在しない(あれ?めちゃくちゃ悪口っぽい)、だからこそみんなまっすぐで、本当のidol(偶像、憧れ)になれるんだと思います。
一方アイカツスターズは実在性を大切にしてます。強いライバルがいるからもっと合格できる可能性の高いオーディションを選ぶ、なんと正論だろうか。また、アイカツではふわふわしてたアイカツランキングという存在も、アイカツスターズではポイント制になっていたり、少し現実性を持たせようとしている部分が散見されます。だからこそシステムの力なんて無茶苦茶な話を大したアンサーもなく持ち出したのはちょっと首をかしげるところではありますが。
ちなみに今回の脚本はシリーズ構成をも担当してる柿原さんなのでそこらへんの方向性はしっかりしているはずです。つまりそこまで的外れではない…はず。
何が言いたいかって、少し前にtwitterで見た「アイカツスターズはアイカツっぽくないってのは的外れ」ってのはその通りだよなあって話。
さて。
くそ雑魚ナメクジなので、タイトルの意味もよくわかってなくて、新曲って言われても「え?新曲あんの?」って思ってました。
でもこれ見た瞬間全部が繋がって、もうあ"あ"あ"あ"あ"あ"しか言えませんでした。
アリス・キャロルさんがトレビアンとか言っててシエルさんを思い出した。
そしてオーデション。みんなもはやセルフプロデュースでもなんでもないやん!ってなりましたよね。
でもこうやってみんなも慣れていくんですね。成長を見守りましょう。
もうゆめちゃんが完全にバトンを渡す体制に入ってて悲しいです。もうキャラクターはほぼ成熟しちゃいました。あと成長を残されているのはエルザさんくらいです。
アリアちゃんも、もう成長しないとまではいいませんが、あかりちゃんまでの伸びしろがあるかと言われるとうーんって感じですし、やっぱりアイカツスターズは100話辺りで終わりですかね。。。
プリアラも終わりを感じざるを得ないし、寂しいですねぇ。
それでは。