【リリィと王子様】
脚本:待田堂子
作画監督:大川貴大 、 鈴木萌
あらすじ:年に一度開かれる四ツ星学園の学園祭が開催。今回の学園祭の目玉はS4や幹部を中心となった本格的なお芝居。演目は四ツ星学園版ロミオとジュリエット。ロミオ役を有莉、ジュリエット役をリリィがする予定だったが、たこ焼きを食べすぎて体調を崩してしまう。そこで、急遽ロミオ役をレイがやることに。見事演じきったレイとリリィは、二人でのステージを行った。
感想
今回の話、凄くなかったですか?前半であった要素が後でことごとく拾われてておおおってなってました。
すばるとかなたの漫才とハルカ☆ルカの帰還は軽くスルーされてましたが。
最後のレイのモノローグ(?)とか震えた。
ステージが若干無理やり感ない?って思いも飛んで行った。
さて。最初の方から、ひとつずつ。
舞台美術がゆめちゃんとローラ中心でってきた時、お!やっとゆめロラ来るか!?って期待したけど、描写ほぼなし。会話したかと思ったらすぐあこちゃんきたし。もうあれだ、ゆめロラなんてなかった。
ゆめロラなんてカップリングはない、いいね?
悲しいなぁ。まあ不憫なローラ好きだけど。ローラがどうなろうが楽しめるから僕は無敵だぞ。
ハルカ☆ルカのシーン。
フォースターズアイドル。。。
みらチューといい、帰国設定アイドルにはテキトーなカタカナ喋らせるやん。
舞台練習のシーン。
いわゆる「つう〇む」界隈(サーチでそこの界隈には絶対にひっかりたくない)ではツバサが童貞っぽいけど、リリエンヌの前ではあの有莉先輩だってたじたじ。
CM明けのあれ(なんて表現すればいいのかわからない)がレイで「ん?」ってなったけどステージまでは考えが繋がらなかった。
客がさばけなくてあたふたするゆめちゃんありえん可愛すぎて死んだ。
たこ焼き食べたときの有莉先輩の「なにこれおいしー」がもう完全にギャグアニメのそれだった。
そして現れる男の性欲、もといすばるがゆめにちょっかい。お前は小学生か。
男の性欲その2、もとい朝陽クンが小春にアプローチ。お前らほんと。。。
男の性欲その3、もといかなたがあこにちょっかい。望クンはちょっとよくわからない。
そんな男を利用するアイドル。
そんな男を無難にいなすアイドル。
そんな男に振り回されるアイドル。
みんなちがってみんないい。
ゆめちゃんのハチマキはいったい何に支えられているんだ。。。
M4の中では望くんが好きかな。いや、好きって言い方は間違ってますね。
マシ。究極の消去法です。
今回もストーリーの一番の伏線を担ったり、M4の中で一番役割が薄いからこそできる芸当。
レイさんまじで有能すぎでしょ。
小中高一緒だった天才の嶺(れい)君のこと思い出した。
どうでもいいな。
二人のステージは正直レイとリリィってより、りえななせのイチャイチャだーって思いながら見てました、はい。
やっぱこの曲かっこいいね。
最後のレイの。
《エルザ、今日私はユニットという喜びに満ちあふれたアイカツを体験したよ。ぜひともこの幸せをキミと分かち合いたいと思った。そうすれば、キミの望みが叶うんじゃないかと…。私は、そんな気がしている》
白状しますね。レイがエルザのためエルザのため言ってて、僕は「なんやこいつ」って思ってました。80話でもそう思ってました。
でも、なんか今話をみて変わり始めました。
その僕が認めることができなかった在り方を。いつだってひたむきに続けるその姿勢に認めなきゃなって思ったのと同時に、なんてこの子は強いんだろうって。
でもやっぱり、人間味があるようでないこのタイプ僕は苦手です。
ちなみに、「人間味のある」の部分の僕の解釈はどこまでもエルザ思いな部分。
「ない」の部分、はそれの裏返しだけど、人間そこまで人のためだけを思うなんて難しいことをやってのけること。人間離れしてる。いちキャラクターに対して何言ってんだってコメントは泣くのでやめてね。
天才は好きだけど、ある種の狂気を感じさせるほどの異常な強さは怖いからね。
このシーンに狂気なんて誰も感じないですか、そうですか。
全体の話を通して、脚本のノルマに合わせるためところどころ変な感じがあったけど、そのノルマであろう最後のレイのあれでもうすべて帳消しして余りある気がしました。
感動、ではないけど、なんかこう、ぐあーーって感じ。
こんなバカな表現しかできないなら今すぐブログなんてやめてしまえ笑
これで終わります。